江口靖二さんのブログで「デジタルフォトフレームはこう使え」という記事を見た。ホテルでチェックインをしている最中に「プラス2,000円で部屋をアップグレード出来ますがどうですか」という提案をされ、フォトフレームを使って、どんな部屋からどんな部屋にアップグレードなのかを説明してもらっという話しだ。
実にいい!使い方を知ってるというか、ハード屋やソフト屋が押し売りしたのではないことが伝わってきます。おそらく、このホテルでは前からそういうサービス(オプション)があったはずだし、説明をするためにパンフレットやアルバム等も使っていたであろうことは想像に難くない。それを、デジタルフォトフレームにかえてみるというのは「(お客様のために)これを勧めたい。」という気持ちが先にあってのことと推察します。
デジタルサイネージは、その聞き慣れない言葉が耳触りのいいイメージ優先で作り手・売り手側からロケーションオーナーに提案されることが多いように思うのですが、双方がこのような「気持ち」を持っているか?(理解できるか?)でまったく違うものになりますね。(だって、場合によってはフォトフレームでも十分だと、この例が示している。)
テクノロジーはなんでもよくて、「何を伝えるか」が重要なのだとあらためて思いました。
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