2009年8月30日日曜日

視聴率気にするなら、選挙報道より別なのやろうよ

選挙の結果速報について、テレビの特別番組が賑やかだ。
経過はともかく、いつも思うんだけど、この特番なくていいんじゃないかな。。。
いまどき、そんなのはデータ放送の枠だけでいいよ。

っていうか、いつも視聴率をあんなに気にしてるテレビ局が、
どうして右ならえで同じことをするのか、理解に苦しむ。
どこかひとつが、お笑いなり映画なり普段の番組をやるだけで、
けっこう視聴率稼げるんじゃないかと考えるのはあまりに素人かな。。。

いや、選挙をとりあげるのはまぁいいんだけど、
どこもかしこもまったく同じつくりで、芸がないのがいただけない。
いつか紹介したこれ↓といっしょで、台風報道となんら変わらないよね。
1. 一つのテーマばかりを集中的に取り上げ
2. 多面的な報道をせず
3. 解決の方向など見通しを提示しない

というわけで、録画しっぱなしで観てない番組を観ることにした。

泉ピン子の浜田ブリトニー!
すごすぎる!!(似てるー!)

大河ドラマの加藤清史郎くんもすごすぎる!
いままで観てなくてゴメンなさい。
感動しました!

そして、そういうきっかけを作ってくれた選挙報道番組群、ありがとう。

2009年8月29日土曜日

最大の販促、それはかわいいオネーチャン

ある携帯端末を解約しに、お客様センター?なるところに行った。
対応してくれたのは50代と見受けられる男性の方。
所定の手続きをして、終了。

次の日、風邪をこじらせて内科の病院と薬局に行った。
普通に受付~診察~支払いをして、終了。

この両者で、同じように引っかかったことがあってこうして書いてみる。
どちらも、特に何かひどいことが起こったわけではない。
(携帯端末の解約は、年間割引をしているからこのタイミングだと解約手数料?
 として2,100円がかかるということがわかり、それは若干想定外だったけど、。)
でも、なんか、気にかかったわけだ、。

なんだろうと考えてみたら、すぐにわかった。
窓口での「笑顔」がないのね。
もちろん「作りもの」でいいんだけど、あるとないとで大違いだし、
マクドナルドあたりは、わざわざそれをキャッチに使うぐらいだから、
接客業には必須な要素なのです。

なのに、僕が行った携帯キャリアや病院・薬局では、
自分たちのことを接客業(でもある)と認識していないのか、
あるいは認識はしているけど、隅々にまでそれが行きとどいてないのか、
はたまた、認識はしているけど、笑顔は必須ではない(またはあえて不要)と思っているのか、
とにかく、事務的だったのです。

いずれも、接客の良しあしを判断基準にしてリピートするかしないかは決めない。
そこはマックのような業界とは違うさ。僕だってさすがに窓口の対応でキャリアは決めない。
でも、だからこそ、一期一会の精神で渾身の笑顔(大げさだね、ごめん)
という発想は、ないのか?

まぁ、ここは、彼らのできなさ加減を嘆くのではなく、
接客業に就いている、笑顔がよくできる人たちのことを思い出してほめてあげたい。

いつも笑顔で接客してくれてるみなさん、ありがとう。
立ち仕事でたいへんだろうし、体調悪い時もあるだろうし、
ときには嫌な客もいるだろうし、理不尽な要求もあるだろう。
でも、(心の中はどんなでも、。)それを押しのけて笑顔をくれるあなたのおかげで、
買い物は楽しく、手続きは快く、レジャーは爽快に、過ごすことができます。

ありがとう!
ぱちぱち。


現場での、人の、明るい対応は、何より勝る特効薬だと思うのです。
僕はそのことをこう言ってます。
「最大の販促、それはかわいいオネーチャン」
短すぎて伝わらないか。。。

2009年8月14日金曜日

うどん屋さんのシールマーケティング

昨日の「秘密のケンミンSHOW」で見た山梨のヒミツ。
うどん屋さんのシールが、高校生の間に相当出回っていて、
高校の自転車置き場あたりに行くと、それを貼った自転車が
けっこうな数で並んでいるという事実。

うどん屋である。

なんでも、受験生を応援するため、あるメニューを彼らに赤字覚悟の格安で提供したところ、
予想以上に利用する人が増え、「それならバーターで、君らもうちの店を宣伝してよ。」
との理由で、シールを配ったんだそうだ。

そこまでなら、おそらく今ほど普及?しなかっただろうけど、
その店を利用してた受験生たちが志望校に合格したら、そのシールがゲン担ぎとして有名になり、
受験生の間に広まっていったということらしい。

「バーターで宣伝してよ」と考えたご主人、素晴らしい!

このうどん屋さんのサイトを拝見すると、いろんな取材を受けているようなので、
PR等にも気を配りながら総合的にマーケティングに注力しているようにお見受けしました。

たかがシール、されどシール。
あなどれないと思うのです。

うどん屋源さん

2009年8月10日月曜日

気になる、テレビの報道番組

ここんところ、毎日のりピーや押尾くんの話題がテレビをにぎわしている。
この一連の報道にはビミョーに違和感を覚えているんだけど、
最近読んだ「『買う気』の法則 (山本直人著)」の中に、納得できる一節がある。
モンスターペアレントという言葉が流行ったけれど、今のマスメディアの報道は「モンスター・ヴィークル」と呼んでもいい状況になっている。
※広告を出稿させるメディアのことを、広告ビジネスでは「ヴィークル(乗り物)」と表現することがあることから。

大臣が酩酊したり、タレントが夜中公園で全裸になったり、新型インフルエンザが来た時も全て同様で、こんなパターンになる。
1. 一つのテーマばかりを集中的に取り上げ
2. 多面的な報道をせず
3. 解決の方向など見通しを提示しない
そう、のりピー・押尾事件の報道も、見事にこのパターンにあてはまる。
これじゃぁ、テレビを見る気も失せるというものだよ。。。

どうして、もう少し多面的な捉え方ができないのか??
作るのに時間がかかるからかな?金がかかるからかな?
まぁいいんだけど、あんな報道が繰り返されると、
「他人の不幸は蜜の味」と思っている多くの人たちだって、いずれ飽きると思うよ。

ところで、BS(衛星放送)にはそんな報道番組って少なくていいね。
そう言えば、つい最近もBSのCM枠が好調と聞いた。
飲んだ席での話しなので詳しい数字等は不明だけど、なんだかすごく納得できる。