ファミレスあたりでは、よくテーブルの上にデザートのPOPがあったりする。
パフェとか、あんみつとか、ヨーグルトとかが、メニューから抜き出した写真で
構成されて、自立式?のスタンドに入ったりして置いてあるね。
女の人たちは、よくあーいうのに釣られて、
いいだけ食べたあとなのに「パフェ食べたい」などと言い出したりする。
別腹というのは、まぁよくあることらしい。
そんな人たちにアピールするためのツールとして、あのPOPは有効なんだろう。
ところで、先日お昼に入った「天ぷらや」では、
おもしろい場所にそれがあった。
そろそろ食べ終わろうかとしてるとき、会計伝票がテーブルにサッと置かれ、
その伝票フォルダ?の裏側にあったのさ。
目立ち方がちょっとビックリするぐらいだったけど、
かなり上手いと思ったね。
1. 絶妙なタイミングで、
2. 目につくところに、
置かれたわけだ。
この二つがセットになることって、重要だと思う。
おしいことに、3つめが抜けてたなぁ。
「クリエイティブ」
これじゃぁ、美味しそうな感じはしない。。。
でも、ほんとうに「絶妙なタイミング」で「目につくところ」に出された、
なかなかお目にかかれないと思ったよ。
2009年6月22日月曜日
2009年6月16日火曜日
おとなのための、魔法がはじまる。
先日、東京駅で京葉線までの通路にあった内照看板に、心を奪われた。
「おとなのための、魔法がはじまる。」
まず、「おとな」がいいね。
「大人」じゃなくて、ひらがなの「おとな」。
そして、「魔法」と続き、
「はじまる。」なわけだ。。。
好き嫌いもあるだろうけど、少なくても自分は文字通り心を奪われ、
早足で歩いてた「動く歩道」で立ち止まり、後ろの人に迷惑をかけた。
言葉の力というのかな。
それを信じたい。
※45歳以上の人は、毎週水曜日東京ディズニーリゾートのパスポートが通常5,800円のところ、5,100円らしい。
自分が該当するのは、重要なこと。
JRがやってる「大人の休日倶楽部」なんか、どんなによさげだなぁと思っても、
「まだ対象じゃぁないし。」と、興味が薄れる、。
ひょっとしたら、キャッチそのものよりは、この「45歳以上」とか、「5,100円」とかの文字が
一緒に目に入ってきて、総合的に「いい」と感じたのかもしれない。
どうして5,000円ちょうどじゃないんだとか、期間限定ってセコイとか、突っ込みどころはいろいろあるけど、。
※「言葉の力」という意味で、今日ひどく考えさせられたというか、笑った事例。。
「やっぱり逃げた!!」というスナックの店名
「おとなのための、魔法がはじまる。」
まず、「おとな」がいいね。
「大人」じゃなくて、ひらがなの「おとな」。
そして、「魔法」と続き、
「はじまる。」なわけだ。。。
好き嫌いもあるだろうけど、少なくても自分は文字通り心を奪われ、
早足で歩いてた「動く歩道」で立ち止まり、後ろの人に迷惑をかけた。
言葉の力というのかな。
それを信じたい。
※45歳以上の人は、毎週水曜日東京ディズニーリゾートのパスポートが通常5,800円のところ、5,100円らしい。
自分が該当するのは、重要なこと。
JRがやってる「大人の休日倶楽部」なんか、どんなによさげだなぁと思っても、
「まだ対象じゃぁないし。」と、興味が薄れる、。
ひょっとしたら、キャッチそのものよりは、この「45歳以上」とか、「5,100円」とかの文字が
一緒に目に入ってきて、総合的に「いい」と感じたのかもしれない。
どうして5,000円ちょうどじゃないんだとか、期間限定ってセコイとか、突っ込みどころはいろいろあるけど、。
※「言葉の力」という意味で、今日ひどく考えさせられたというか、笑った事例。。
「やっぱり逃げた!!」というスナックの店名
2009年6月14日日曜日
コミュニケーションの多層構造
土曜日、近くにあるショッピングセンターのユニクロをぶらつきながら、
いまここにいる人の何パーセントがユニクロカレンダーのことを知ってたり、
自分のブログに使ってたりするんだろうと考えてみる。
少なくても、そこのお客さんの層からするとあまり多くはなさそうだった。
たくさんの人でにぎわってはいるけど、渋谷やSOHOにあるユニクロとは
明らかにちがう老若男女だ。
ブランディングのため、直接売上には結び付かないことに金を遣うって、
すごくタイヘンなものだと思う。堤清二さんがいた頃の西武百貨店と西武流通
グループのようだなぁなんて考えてたら、福井信蔵さんのブログに的確なコメントがあった。
ユニクロには、ずっと続けていてほしい。
P.S.
ユニクロ店内で、2,980円の麻100%のシャツが「悪くない」カンジだったので、袖を通してみる。
生地の厚さとシルエット、袖周りの仕立てが、イマイチだったから、買うのを断念。。
いくらイメージが良くても、モノが追い付いてないと、アクションには結びつかないのよ。
まぁ、コストパフォーマンスは、たしかに悪くないんだけど、。
いまここにいる人の何パーセントがユニクロカレンダーのことを知ってたり、
自分のブログに使ってたりするんだろうと考えてみる。
少なくても、そこのお客さんの層からするとあまり多くはなさそうだった。
たくさんの人でにぎわってはいるけど、渋谷やSOHOにあるユニクロとは
明らかにちがう老若男女だ。
ブランディングのため、直接売上には結び付かないことに金を遣うって、
すごくタイヘンなものだと思う。堤清二さんがいた頃の西武百貨店と西武流通
グループのようだなぁなんて考えてたら、福井信蔵さんのブログに的確なコメントがあった。
このコンテンツは、直接的にユニクロの服の売り上げに貢献する、というタイプのものではない。一方、広告と連動して「そのまま販促」というものをコンテンツとして作られてきたものも多い。さらにその中間に位置するコンテンツも数多く公開されてきた。こうしたコミュニケーションの多層構造を網羅して埋めていくというのは、実はとても大変なこと。西武は堤さんが去ってから、この「多層構造」の一部をやめたように感じる。。。
ユニクロには、ずっと続けていてほしい。
P.S.
ユニクロ店内で、2,980円の麻100%のシャツが「悪くない」カンジだったので、袖を通してみる。
生地の厚さとシルエット、袖周りの仕立てが、イマイチだったから、買うのを断念。。
いくらイメージが良くても、モノが追い付いてないと、アクションには結びつかないのよ。
まぁ、コストパフォーマンスは、たしかに悪くないんだけど、。
2009年6月6日土曜日
chumbyで実現してほしい「孫チャンネル」
chumbyが「日本市場に本腰を入れ、デジタルサイネージ分野での活用やOEM展開を目指す」というニュースを見た。
気になるガジェットだけど、あれだけじゃぁいまひとつだよなぁと思ってたから、
このニュースの中にある「chumby基板の供給を通じたデジタルフォトフレームや
家電へのOEM展開」はすごくいいと思った。
以前、「互換機のプロトタイプ」のことを記事でみた。
個人的にchumbyの躯体はかわいいけど小さすぎると感じているので、
そんな互換機が増えるのは歓迎だし、なによりテレビに搭載されるなら欲しいなぁ。。
あっ、自分自身が使うんじゃなくて、離れて暮らす親にね。。
最近、ソフトバンクのフォトフレームサービス等も出てきてるけど、
年寄りでもごく簡単に使えるとか、PCやWEBサービスのことが苦手な人にも優しいのがいい。
テレビのチャンネルの一つのように、
「孫チャンネル」が観られたら、喜ぶだろうなぁと思う。
残念ながら僕に子供はいないので、そういう素材を拾ってくることはできないんだけど、試しに作ったバーチャルchumby
気になるガジェットだけど、あれだけじゃぁいまひとつだよなぁと思ってたから、
このニュースの中にある「chumby基板の供給を通じたデジタルフォトフレームや
家電へのOEM展開」はすごくいいと思った。
以前、「互換機のプロトタイプ」のことを記事でみた。
個人的にchumbyの躯体はかわいいけど小さすぎると感じているので、
そんな互換機が増えるのは歓迎だし、なによりテレビに搭載されるなら欲しいなぁ。。
あっ、自分自身が使うんじゃなくて、離れて暮らす親にね。。
最近、ソフトバンクのフォトフレームサービス等も出てきてるけど、
年寄りでもごく簡単に使えるとか、PCやWEBサービスのことが苦手な人にも優しいのがいい。
テレビのチャンネルの一つのように、
「孫チャンネル」が観られたら、喜ぶだろうなぁと思う。
残念ながら僕に子供はいないので、そういう素材を拾ってくることはできないんだけど、試しに作ったバーチャルchumby
2009年6月2日火曜日
新世紀メディア論
「新聞 雑誌が死ぬ前に」というような副題は、最近たまに見かける。
「テレビ」がそれに加わることもある。
比較的目を通しているつもりだけど、これくらい愛に溢れているものはないと思った。
編集者として「したいこと」があるなら、既存のビジネスインフラに依存しなくても、
こんな方法がある。こんな例がある。と、懇切丁寧に解説してくれている。
たしかに、周りにはいままでとは違うメディア・新しいサービスがたくさん出てきてるね。
→ 個人的には、Make(本家・日本版)とか、VideoJug とかが好きです。
いままでの「出版」とか「媒体」という枠の中でだけ考えるとダメなことは目に見えてる。
でも、中にいる人はそれに気づかない(または気づかないふりをして直視しない)。
たぶん、その枠自体を知らない若い人が、壊してくれるはずだけど、
僕としては、同世代にがんばってほしいなぁ。
ちょうど真ん中あたりのポジションで、たいへんなんだろうけど。。。
あとがきにある以下の言葉がとても印象的でした。
「旧くて新しい出版人」を目指す方に、おススメです。
「テレビ」がそれに加わることもある。
比較的目を通しているつもりだけど、これくらい愛に溢れているものはないと思った。
編集者として「したいこと」があるなら、既存のビジネスインフラに依存しなくても、
こんな方法がある。こんな例がある。と、懇切丁寧に解説してくれている。
たしかに、周りにはいままでとは違うメディア・新しいサービスがたくさん出てきてるね。
→ 個人的には、Make(本家・日本版)とか、VideoJug とかが好きです。
いままでの「出版」とか「媒体」という枠の中でだけ考えるとダメなことは目に見えてる。
でも、中にいる人はそれに気づかない(または気づかないふりをして直視しない)。
たぶん、その枠自体を知らない若い人が、壊してくれるはずだけど、
僕としては、同世代にがんばってほしいなぁ。
ちょうど真ん中あたりのポジションで、たいへんなんだろうけど。。。
あとがきにある以下の言葉がとても印象的でした。
本書の基本機能は、「あがきたい」という人に対して、「新しい出版人」はもちろん、
「励ますこと・注意すること・触発すること」です。
具体的なセオリーはそれぞれが立ち上げたいと思うメディアの数ほどあるので、
「これが正解」と言及することは不可能です。
喩えれば、本書はひとつの「白地図」です。あとは皆さんご自身により、
色や区域、旧跡、名勝、よく知る地域の仔細を書き込み、「使える地図」に
していただきたく存じます。
「旧くて新しい出版人」を目指す方に、おススメです。
2009年6月1日月曜日
信じる道を突き進む
クックパッドのことを詳しく紹介している本を読んだ。
社長の佐野さんとは、昨年1月にはじめてお会いして、創業当時のことや
「食えない時が長かった」ことなどを牛タン食べながら教えてもらった。
けど、それをものともせず、ひたすら信じる道を突き進んできた結果が
今あるということを、認識した。
「毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす」
のが理念で、それから外れるであろうものは、絶対に手を出さない。
600万人もユーザーがいるのに、掲示板で意見交換などはしない。だという。
人気があるレシピも一般には公開していない。(有料会員は人気順でみられる。)
いいか悪いか?人気があるかないか?なんて、「おいしい料理」とは関係がない。
大事なことは多様な価値観がちゃんと共存できること。
面白いサイトを作ることが目的ではなく、料理が楽しくなるサイトを作ることが目的。とも書いている。素晴らしい!
極端な話し、ユーザーを増やすことだって目的ではない。それで料理が楽しくならないなら。
社長の佐野さんとは、昨年1月にはじめてお会いして、創業当時のことや
「食えない時が長かった」ことなどを牛タン食べながら教えてもらった。
けど、それをものともせず、ひたすら信じる道を突き進んできた結果が
今あるということを、認識した。
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