2009年5月26日火曜日

「デジタルランドセル」で田舎を豊かに?!

中村伊知哉さんのコラムに、
教科書、辞書、辞典、白地図、新聞、ノート、鉛筆、消しゴム、定規、絵の具、筆、けん盤ハーモニカのセットが1枚に収まった「デジタルランドセル」を全ての小学生が持つ。これを提案する。
とあった。
いいねー。実現できたらどんなにいいだろう。

これは「みんなが持つことが大事」とあるし、たしかにそう思う。
でも、万一何か(お金)の理由で優先順位をつける必要があるなら、
僕は田舎の子供を先に対象にしてあげたいなぁ。
都市には、勉強するにもいろんな施設等環境がそろってるけど、
そういう意味で田舎は少しハンデがあるからね。

っていうか、
田舎の人がデジタル機器を自在に使って、生活をちょっと違うステージに
高めることができたらいいといつも思っていて、
そのためには、子供の頃からそれに慣れている必要があるだろうとも思うから、
この話しをそんな具合に勝手にひん曲げて考えたんですね。ごめん。

最近、村おこしの話題で、高齢の方が「彩(いろどり)≒葉っぱ」の栽培で
イキイキしているところ等が報道されるけど、そのお年寄りがPC(ネット)で
市況をチェックしてたりするのを見ると、ほんとにすごいと思うし、
テクノロジーって、こういう人たちが楽に使えて便利だと感じてくれるために
あるとさえ思う。


そのためにも?まずは未来を担う子供たちに、デジタルランドセル。
ボトルネックが、「(教師や親を含めた周りの)大人」にならないようにしたいなぁ。

2009年5月23日土曜日

シンプルな言葉で伝える

看板にTwitterのIDをいれた "Naked Pizza" が、
今度は、その効果を検証してみたらしい。(素晴らしい!ぱちぱち。)

なんと、Twitter経由が15%だったというからすごいですね。


日本でもTwitterが広く認知されて、登録者が増えたら、
こういう使い方ができるのかしらん?
個人的には、アリだと思っています。

だって、「シンプルな言葉」で伝えるのは、昔から得意だ。
俳句や和歌の文化から、短い言葉で伝える技術というものがあり、
それに慣れ親しんだDNAが、「シンプルな言葉」に反応する。


そういえば、世界に共通する交通標識を作ろうとしたら、
どんな絵よりも、そこに一言言葉を添えてある方が分かりやすい
という研究結果があるんだそうだ。(また聞きで未確認だけど、。)

2009年5月14日木曜日

娘がしようもない男を連れてくる事態を避ける

自分に娘はいないけど、もしいたとしてその娘がいかにもバカそうな男を連れてき、
「大好きなの」といったら、さぞショックだろうなぁ。。。

以前「トリビアの泉」で、そういうネタをやってたことを思い出す。
ほとんどの親は、驚き、たじろぎ、まぁちょっと待て、。というような反応を
したように記憶している。

そうなってからでは遅いから、「小さい時から、どんな男が素敵なのかを一緒に考え、
娘の好き嫌いの基準を正しいものにしていくことが必要。」だと書いている本に出会った。
別に、娘を持つ親の心得を説いているものではない。
ビジネス全般に言える、後になってからでは遅いから、「自分でキチンと考えて」実行しようと
いうことの「たとえ」として、上記があるわけだ。わかりやすいなぁ。。。

最終的にどうなっているべきかをイメージして行動するって、意外にできないもの。
比較的多くの人がそれを実行しているのは、出勤時刻に間に合わせるために
起きる時刻を決めるということぐらいのように思う。

それはできるのに、どうして普段の仕事(や人生のゴール)を想定して「起きる時刻」を
決めないのか?たぶん、同時並行でたくさんのことが起こっているからだろうね。
眠りから覚めることのように単純ではないのはわかる。
だとしても、ゴールをイメージしながら行動を考えたら、みんなもう少し「楽」に
行けると思うんだけどなぁ。。。

少なくても、「娘がどうしようもない男を連れてくるような事態」は、避けられるはず。


検索バカ」と同じような内容なのかなと思い、読み始めたんだけど、まったく違いました。
もっと普遍的?なことがたくさん書かれてました。若いビジネスマンにおススメかな。

2009年5月12日火曜日

めざましテレビで「広告」の特集。

1ヶ月くらい前にも、いわゆる「屋外広告」の特集をしていたけど、
今日のはそれ以外にも、大学で無料配布している「ルーズリーフ」やら、
エスカレーターの手すりやら、トイレに設置されたデジタルサイネージやらを紹介していた。

ごく普通の朝の情報番組で、こんな特集が組まれることが驚きだね。
「広告(媒体)」それ自体の状況や目新しさが「情報」になっているって。

キャスターの大塚さんが、電通の赤字に触れながら広告業界全体の厳しい状況と、
それでも新たな媒体・手法を考えていくことの力強さを語っていたけど、
広告業界全体はたしかに厳しく、業界内での再編もよく聞く。

ただ、「新しいこと」は、業界内での再編より他分野との融合で起きていくような気がする。。


2008年の広告代理店倒産件数91件、破産相次ぐ広告業界
クオラスが協同廣告を傘下に

2009年5月10日日曜日

多能工

今日の「がっちりマンデー」を見ていたら、
ゴールドウィンの工場?が紹介されていた。

新しい商品のサンプルを作っているところで、
広い部屋に、多くのミシンが並んでいる光景だった。

ただ、ミシンの数に比べるとスタッフの人数が少なく、
なんだか殺風景な感じもしないではない。

なんでも、ここのスタッフは多能工なので、
一人でいくつもの工程を担当することができ、
そのほうが(とくにサンプルを作る場合など)効率的なんだとか、。


だよね、。
大量のものを作るのでない限り、そのほうがいいと思う。

WEBサイトなんかも同じで、
分業化のいいところも理解はするけど、多能工の優位さといったらない。

器用貧乏にならないように、多能工を目指す。
大切なことだと思いました。

2009年5月9日土曜日

東京ディズニーリゾート写真展 DREAMS and MAGIC

篠山紀信が撮影したディズニーキャラクターの展示会に行ってみた。

素晴らしい!
ミッキーやミニーがより表情豊かに見える。
あの人たち、基本的に楽しい顔してるけど、
もっと楽しそうにしてるし、一枚一枚表情が違って見えた。

どうしてだ?
表情は変わらないはずなのに、。
それを考えていたら、意外なくらい長時間足を止めて見入ってしまった。


篠山紀信本人も写ってるやつも何枚かあったけど、
これまた無邪気でいいなぁ。
ダフィと一緒にカメラを覗き込んでるのなんか、実にいい!


東京ディズニーリゾートオフィシャル
富士フイルムのリリース

2009年5月5日火曜日

Oh! RADIO

清志郎の告別式について、テレビが報じていた。
ライブのように多くの楽曲が使われた「ロック葬」だと言っていた。
遺作として「Oh! RADIO」という曲があったことも、併せて紹介されていた。
(大阪のラジオ局のキャンペーンのために作った曲だときいた。)

考えてみれば「ラジオ」って、清志郎とは縁が深いかもね。
スローバラードが流れてくるのは「カーラジオ」からだし、
内ポケットにはいつも「トランジスタ・ラジオ」を忍ばせてた。

最近の若者は、ラジオを聴くという習慣・概念がない子が多いときく。
僕らの世代は、小学校から中学校にあがるころ(ちょうど大人びてみたいころ)に
AMの深夜放送を聴いてちょっとエッチな話題にドキドキしたり、
FMをエアチェックして大人の音楽?にふれたりと、ラジオはすごく身近なものだった。

だから、授業をさぼって屋上でトランジスタ・ラジオを聴く姿は、
「夜、盗んだバイクで走り出す」ことよりも、ずっと共感できる。
(ごめん!このあたり BRUTUS 3/1号 福山雅春のちょっとウケウリです。)


そうしてラジオを聴くことをインストールされた僕らは、
大人になってもそれが好きだし、ホッとするメディアであるわけだ。

いま、ネットに押されるカタチでラジオはかなり苦しんでるけど、
がんばってほしいと思う。
「Oh! RADIO」の歌詞はわからないけど、たぶんラジオへの愛に満ちているはずだ。

2009年5月3日日曜日

忌野清志郎さん

擦り切れるくらい聴いたレコードは、
RC SUCCESIONの「RHAPSODY」ただひとつ。

高校一年生だった当時。
反抗期のガキは、わけもわからずいろんなことに反発して、
奇抜な化粧と、(ちょっと)社会に反抗している歌詞に魅せられた。

その僕にとってのアイドルが、58歳で亡くなったと報じられた。


化粧してない彼の顔は、いつも優しい。
以前、TBSで筑紫哲也がインタビューした時の映像をみたんだけど
(一度復帰したタイミングだと思う)、ものすごく優しい顔をしていた。

何年前か忘れたけど、「(当時反抗期だった)子供が、『お父さん嫌いだ』
というんですよねぇ。」といって苦笑いしてた。
そのお子さんは、お父さんをゆるせるくらいになったかな。
こんな風に悼み、偲んでいるひとたちが全国にたくさんいることを伝えたい。

2009年5月1日金曜日

津軽百年食堂

ふだんはあんまり興味ない「小説」だけど、書店で目にしてなんとなく手に取り、そのまま買ってしまった。そして積読。。。ほぼ忘れかけてたんだけど、先日帰省したときに公園でタイトルの看板?をみたことを思い出し、一気に読んでみる。

ベタな部分はあるものの、素直にいい作品だなぁと思った。
弘前のことを知ってる人は、もちろんわかりやすく感情移入しやすいだろうし、
そうじゃなくても、共感できる箇所は満載だと思います。
地元では既に話題・ベストセラーらしいんだけど、全国的にも売れてほしいなぁ。

ついでに、焼き干しラーメンも、もっと認知されてほしいなぁ。




P.S.
たしか企業の寿命って、30年程度なはず。
青森県が定める「百年食堂」の定義は、3世代・70年以上続いている大衆食堂との
ことなんだけど、そんな中小企業が増えると足腰の強い国になるような気がする。

■備忘録で以下のサイト
 まるごと青森
 百年食堂研究所