2009年5月5日火曜日

Oh! RADIO

清志郎の告別式について、テレビが報じていた。
ライブのように多くの楽曲が使われた「ロック葬」だと言っていた。
遺作として「Oh! RADIO」という曲があったことも、併せて紹介されていた。
(大阪のラジオ局のキャンペーンのために作った曲だときいた。)

考えてみれば「ラジオ」って、清志郎とは縁が深いかもね。
スローバラードが流れてくるのは「カーラジオ」からだし、
内ポケットにはいつも「トランジスタ・ラジオ」を忍ばせてた。

最近の若者は、ラジオを聴くという習慣・概念がない子が多いときく。
僕らの世代は、小学校から中学校にあがるころ(ちょうど大人びてみたいころ)に
AMの深夜放送を聴いてちょっとエッチな話題にドキドキしたり、
FMをエアチェックして大人の音楽?にふれたりと、ラジオはすごく身近なものだった。

だから、授業をさぼって屋上でトランジスタ・ラジオを聴く姿は、
「夜、盗んだバイクで走り出す」ことよりも、ずっと共感できる。
(ごめん!このあたり BRUTUS 3/1号 福山雅春のちょっとウケウリです。)


そうしてラジオを聴くことをインストールされた僕らは、
大人になってもそれが好きだし、ホッとするメディアであるわけだ。

いま、ネットに押されるカタチでラジオはかなり苦しんでるけど、
がんばってほしいと思う。
「Oh! RADIO」の歌詞はわからないけど、たぶんラジオへの愛に満ちているはずだ。

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